市民参加のまちづくり


私が少し前まで市民だった小平市で、今月26日に住民投票が実施されます。それに先立ち、11日(土)に開催されたシンポジウム、「小平で住民投票!<どんぐりと民主主義>入門編」。録画のフルバージョンがUstreamから、再配信されています。
live at http://www.ustream.tv/recorded/32778299

主催しているガーディアンズ・ダイアログの名前の由来でもありますが、私は、私たちこそが、7世代後の子孫のことを考えて、ガーディアンズ=守り人となり、未来を創ってゆきたいと思っているので、小平の都市計画道路について、住民の意見を反映させるための住民投票を選択することに賛成でした。

市民であっても、住民投票に関心のない人がほとんどだと思います。それでも、1対1で話をすると、上の権力機構が決めたものに関しては従わなくてはならない、といった感覚に疑問を持ちはじめる人もいて、自然保護、民主主義・人権問題、地球環境の問題にもつながるテーマについて、地道な対話を重ねてゆきたいと思います。

万能ではない住民投票ではありますが、直接請求の事例を先駆的に日本の民主主義に投げかけようとしている小平イズムを日本全土に広げてゆきたいという動きが広まっているような気がします。

代替療法家の意見として、人間の意志と心と身体は、密接につながりあっています。

『空想は意志の力より強い。重苦しい意志を持つより、素晴らしい空想をしてみることから人の夢は実現に向かい始める』とは、野口整体の創始者~野口晴哉(はるちか)氏の言葉ですが、夢を実現するための第一歩でもあり、あるべき将来を思い抱きつつ、少なくとも、子どもや孫の世代のために、意見を言うことは認められなくてはならないと思います。

原発都民投票のときも受任者となりましたが、私は、当時者とか、たとえ少数派であったとしても、行政が住民の意見を訊かずに、物事を進めるという体制に問題があると思います。

古い形の資本主義に必要な修正がされ、地道な対話を通じて、未来をあきらめないガーディアンズが増えること。何かのきっかけで、大どんでんがえし(101匹目の猿現象とか集合意識の変容)が起きて、日本にも、確かに民主主義が存在するのだと実感できる社会がくることを切に願っています。


コメントを残す

CAPTCHA


サブコンテンツ

このページの先頭へ