プレイセンターのスーパーバイザとして・・・子育てを支援する活動


 

「自ら学習し教育する親」を支援する仕組み、新しい子育て支援の形、プレイセンター

~ ニュージーランド(NZ)のプレイセンターに学ぶ ~

NZのプレイセンターでは、未就学児を持つ親たちが、「Families growing together」 (親も子が一緒に成長する)を活動理念にかかげ、生き生きとした活動を展開しています。

プレイセンターは、親と子、家族と地域が一緒に成長する場として、幼児教育における親の重要性に注目した活動です。

戦争のない社会を教育によってつくるというスーザン・アイザックスの平和教育の影響を強く受け、NZで50年以上前に、新しい保育スタイルとして始まりました。

親は協働しつつ、学び、実践しながら、フロイト、フレーベル、モンテッソーリなどの発達心理を含む、子育ての知恵や児童教育に関する生きた知識を身につけることができます。

その活動の担い手として、重要な役割を果たしているのが、スーパーバイザなのです。

ここでのスーパーバイザの役割は、親をサービスの受け手として捉えず、参加する親子が仲間との協働を通して成長できるようにその機会を提供したり、相談相手になったりすることです。

いわゆる強力なリーダーシップとは異なり、あくまで、親がもとから持っている能力を引き出す、すぐれた聴き手であり、コーディネーターなのです。

スーパーバイザは、あくまで、「親の主体的な子育て」を支える支援者であり、運営の中核を担うのは、親たちです。すべての親がプレイセンターの活動に責任をもちます。

その発祥の地、ニュージーランドでは (ここが日本とは違うところ!!(T_T))、政府より、幼稚園や保育園に対するのと同等の福祉助成と、親に対する生涯学習助成の両方が拠出され、それが運営資金となっています。

その代わり、その運営水準に対しては Te Whariki (テ・ファリキ; 原住民マオリのことばで、〝編み物”のこと) に準拠していなくてはならず、毎年、監査が入ってチェックされます。

このテ・ファリキとは、手短に説明すると、日本の幼稚園教育要領や保育所保育指針(内容は、ずいぶん、異なるのですが・・・)に相当する国の教育庁の指針です。

幼児教育にあたっては、4つの原則と5つの要素が織り目をなしておこなわれなくてはならないという教育理念なのですが(機会があれば、また改めて説明したいと思いますが)、

【徹底した異なる(先住民)文化の尊重など、人権意識、環境認識】

【子どもの学びを子どもに委ね、信じて任せる】

【学びの主体、権利者はあくまで子ども、その学びの旅を妨げるようなことはしない】
  ひらめき ぴかぴか (新しい)ぴかぴか (新しい)ぴかぴか (新しい)ぴかぴか (新しい)ぴかぴか (新しい) ひらめき
といったようなことになります。

プレイセンターの活動の素晴らしさは、子どもの可能性をまさに無限に伸ばすことのできる子育てであること。それを親が身近に実感しながら、協働して見守りながら自然にできてしまうところ。

そして、親=母親のみならず、参加する父親も、参加すればするほど、子どもと一緒にパワーアップしていくところが特徴です。

地位のシニアの参加者は、ここにきて、まさに10も20も若返り、現役バリバリのみんなのおじいちゃん、おばあちゃんに返り咲きます。

少子化対策や子どもの貧困対策、その他、日本社会のひずみは表面的なその場しのぎの対処で、たちゆかないことは誰もが感じていることと思います。

子育てほど豊かな時間、そして、人材育成の場を、(はっきり言わせていただきますが)少数の資本家の強欲さを満たすために、表面的な経済の問題としてすり替えてしまってよいのでしょうか?

親であることの社会資源をこそ生かし、社会を〝いのち” にやさしく住みやすい世の中へ、真実ゆたかに暮らしやすい世の中へと導く鍵は、実は、こうした子育ての時間の中にあるのではないかと思うのです。

という訳で、私は、プレイセンターのスーパーヴァイザとしての活動を、細々とではありますが、続けているのです。

 

国内における、活動状況については、こちら ⇒ 日本プレイセンター協会まで

そして、この素晴らしい活動を、国内に広めていこうという同士を募集中です!

 


サブコンテンツ

このページの先頭へ