ホメオパシーがとっつきにくいと思われている点
ホメオパシーは、一般的な物質世界では、なかなか理解しがたい概念です。
ホメオパシーは、
「健康な人に投与してある症状を引き起こす力のある物質は、同じまたは似た症状を癒やす」
という同種の法則により成り立っています。
この薬効を確かめるにあたり、
創設者ハーネマンは弟子たちとともに、
良薬になりそうな物質を選んで健康な人に飲んでもらい、
現れた症状を記録するという作業を続けました。
この記されたものをマテリア・メディカ
人体実験のことをプルービングといいます。
このプルービング体験は、
レメディを生成するという共同作業においても、実は体験できるものです。
現在でも、このプルービング実験は、新たなレメディの薬効を調べるに当たり
オルガノン(ハーネマンが詳細に記述したホメオパシーに関するバイブルのようなもの)
に記載された厳格なプロトコルに基づき、実施されています。
さて、本題のホメオパシーがとっつきにくいと思われている点についてです:
初心者がまず引っかかるのが、
物質の持つ最大の効力を引き出す
ポテンタイゼーション(効力の活性化)って何?
次に、創始者ハーネマンの偶然の発見である
希釈と振盪 の概念でしょう。
実は、ここにホメオパシーの真髄を理解する鍵があります。
水銀やヒ素のような物質を希釈(デリュージョン) すると、毒性はなくなる。
同時に薬効も弱くなりそうなものですが・・・
その際、強い力=浸透(デイナマイゼーション)を加えます。
すなわち
硬い物質に現物質を薄めた溶液を何度も叩きつけるとか、
固形物の場合は、ショ糖などの希釈物質をすり鉢で何度も撹拌する作業
しかも何度もこれを繰り返します。
レメディの効力を表す強さの指標をポテンシーと言いますが、
よく見かける1Cは、100倍希釈という意味です。
ハーネマンは、
レメディは薄めれば薄めるほど、現物質の毒性は弱まるが、
その物質の潜在力(病を癒す力)が顕在化する。
という仮説を立て、それを弟子たちと、プルービングという実証研究により
証明しました。
こうして精製されたレメディは、確率や統計から約9Cというという希釈度で
原料となった物質の分子がまったく存在しないことになります。
9Cを数字で表すと:
1000000000000000000分の1(ゼロが18個)
の濃度ということになります。
唯物論者がホメオパシーを否定するのもまさにこの点であり、
一般概念では、理解しにくい部分でしょう
物質として存在しえない領域で、
つまり、そこには、物質を超えた何かが存在し、
純粋なエネルギー領域に踏み込んだ部分で
似たものが似たものを癒やすという作用が働いている。
その根拠は、
水という媒体がエネルギー情報を記憶する媒体であるからとか、
3次元を超越した場、多次元世界、
量子力学領域の作用とか
素粒子のすべてが一体化したフリーエネルギーの世界を想定することだったりします。
そして、何よりも、創設者ハーネマン(1755-1843)の後、2世紀に渡り
実際に西洋諸国、インド、アフリカ、オセアニア、世界各地で、
良識ある知識人の間で、愛好され利用され続けているという現実があります。
ハーネマンは、自然治癒力を呼び覚ます
物質を超えた “正体不明の何か” のことを
生命力=バイタルフォース と呼びました。
気 の世界がわかる方には、理解しやすい概念かもしれません。
これに関しては、生体電磁場の研究から、
知能をもつバイタルフォースの存在は、すでに確認されています。
ホメオパシーは人間の体を 繊細かつ完璧な自然の仕組みの一部ととらえ
時として病気になったり、何らかの支障をきたすことがあったとしても、
自然に内在するエネルギーの力で
体自身がもつ自然治癒力のスイッチをオンにして
回復させることができる
と考えています。
ハーネマンとその弟子たちがたどった
実際にプロの指導のもと、レメディ生成のプルービング実験で
物質のエネルギーを体験してみるとか・・・
また、セルフケアの手ほどきを受けて、
ご自身とご家族のために、安心安全な方法で
レメディを確実に体験していただき
実感としてつかんでいただければと思います。