細網内皮系(サイモウナイヒケイ)を刺激するジェモセラピー
ジェモセラピストでもある、ホメオパスSuwamiちゃんです。
北欧など、西欧諸国では、長い冬が開け、
イースター(キリスト教の復活祭)の時期を迎えるころになると、
若返りとデトックスの効果で知られた白樺の樹液を飲む習慣があるそうです。
白樺と金星
一般に植物は太陽と地球の両方の作用を受けて育ちます。そうして樹木は一年で終わることなく長い年月にわたって成長を続けていきます。
広葉樹は、春がめぐってくれば新芽が芽生えるように、1年1年、成長を続けます。
星との関係性では、木星が樹木をより永続的な世界に連れ出し、
堅牢な木部と大きな樹冠を形成する作用を担っています。
白樺も広葉樹の一員としてこの木星の作用の支配下にありますが、
さらに金星の作用が加わります。
それが、木星の作用を弱め、白樺のほっそりとした姿、
柔軟で、余り硬化しない木部、新芽の硬化の抑制、不十分な枝の形成、
周辺に向けて絶えず細くなり、
ついには周辺に向けて溶解していく性質を作り出します。
白樺は、痩せた砂地にも、酸性の荒地にも育ちます。
荒地に最初に進出する樹木として知られます。
あまり大地に依存していないのです。
成長には、何より豊かな光が必要で、
金星の持つ軽やかさによって素早く成長しますが、
それほど長生きしません。
火星の支配をうけ、非常に頑強で耐久性を持つ長寿なオークとは反対に、
80~100年がやっとで、普通20年ぐらいで最盛期をむかえます。
そうして、不毛の地を他の樹木が育つような土地に変えていき、
自らは退いて、他の木々に席を譲るのです。
まさに風のように来て、風のように去っていきます。
(参考:丹羽敏雄著 「星と木々」~ゲーテ・シュタイナー科学への道 2011 涼風書林)
そういう人、人間界にも存在しますよね。
カバノキ科に属するこの植物、Betula verrucosa(白樺)は、
幾つもの部位をジェモセラピーでも使用します。
この白樺よりやや成長が遅く、寒さに強く、湿気の多くても育ち、
アイスランドとグリーンランドで自生する唯一の木が、
Betula pubescens, buds ホワイトバーチです。
この蕾からなるジェモレメディは、
最初に研究されたジェモレメディで、
ジェモ初心者には、最初の1本として、お勧めのレメディです。
その効能は;
尿素、尿酸、コレステロールの数値を下げ、
身体に蓄積された代謝老廃物を取り除くのにとてもよい。
強い抗炎症作用があり、
細網内皮系を刺激することが証明されている。
(細網内皮系とは、主にリンパ系、脾臓、肝臓で見られる免疫機構で、
食細胞として知られ、異物を貪食することにより
生体の防御に関与している細胞の総称のこと。
つまり、人体のおける非常に優秀なガードマンなわけね。
食細胞は血液中のバクテリアや病原体、細胞の残屑を飲み込んで、
自らも自滅する。死して生命にエネルギーを復活させる何という深い愛
〜 なーんちゃって。
それが抹消リンパ器官へと移動し、
この作用により、体外へのデトックスが促進される。)
これがつまり、真の、身体浄化というわけよ。
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(Stem celll)療法について知りたい方へ
これまでのハーブ療法は、常に成長した植物の部分を使用してきました。
木や低木のつぼみや新芽という胚芽部分から精製されるジェモセラピーは、
肝細胞の量と状態に依存していますから、
たくさんの栄養素、植物プロティンとアミノ酸、
有機糖、ビタミン、植物ホルモンと酵素を含みます。
つぼみや新芽を原料とするジェモセラピーは、
解毒と排液作用にすぐれ、かつ、強壮剤として、
体内の臓器や組織の修復をサポートし、その機能を正常に戻す働きがあります。
ホリスティックな自然療法愛好家にはたまらない、
大きなエネルギーと治癒能力の可能性を秘めた療法なのです。
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