アロパシーとホメオパシー


同種の療法であるホメオパシーに対し、異種の療法という言い方があります。

現代西洋医学のことを指します。

  • 両者は、病気へのアプローチの仕方が異なる。
  • 互いに対立するものではない。
  • アロパシーは、病気を一元的にとらえ、それを抑圧することですべての人に同じ効果を期待する物質的療法。
  • 一方、ホメオパシーは、症状を外に出しきれるようにエンパワーし、質的な反応を身体に引き起こす。症状を抑圧することなく、自然治癒力を刺激することで、すみやかに優しく、かつ永久に健康が回復維持される状態を目指す。

ホメオパシーとアロパシーとは併用してもかまわない。

ただし、強いアロパシー薬や抗生物質は、当然のことながら、ホメオパシーの働きを抑制します。

西洋医学の薬依存(半年以上、取り続けているような状態)の人には、低いポテンシーのサポートレメディをとってもらい、症状の改善とともに、お薬を減薬してもらうようにします。

こちら、ホメオパシーとアロパシーの両方のライセンスをお持ちのインド人医師の話です。

ホメオパシー神話を払拭する

17分のTEDの動画を見つけました。

Shantanu Abhyankar博士はホメオパシードクターとして学ばれた後、また入学からやり直し西洋医学のドクターに転換された経験から、ホメオパシーの謎を解明し、医療というものについて、実はだれもがよく知っているはずの貴重な教訓を語っています。経歴からもアンチホメオパシーなのかと思いきや、西洋医学についてもきちんと批判しています。

インドは、ホメオパシー大国であり先進国です。

インド人が医師になるには、ドクターコースの中で、ホメオパスを選ぶか西洋医学を選ぶかを選択します。それぞれの専門で、5年間なりの訓練を受けます。

医師人口の2対1の割合で、西洋医学を専攻するドクターの方が多いそうです。

最初ホメオパシー医科大学に入学して、その後、西洋医学の医科大学に入り直したという医師による、極めて良識的とも言える見解です。

私は、現在、インドのバナジー家という5代続く家系の優秀なホメオパシックドクターにご教示いただいています。こちらの5代目、サプタルシ先生、スーパーに優秀で素晴らしい人格者です。

英国とインドの拠点を置く、アレン・カレッジの講義では、インドの最先端ホメオパシー医療を聴けますので、西洋医学で治らないケースをホメオパシーでミラクルに改善できたケースが目白押しです。年内、まだ日本語で提供されるコースもあります。

ACH ポスト グラデュエイト コース

https://peraichi.com/landing_pages/view/ach-japan

先のTEDの動画についての結論ですが、私が理解したのは、西洋医学も、ホメオパシーも、どちらも副作用はあるし、良い面、悪い面があります。そこを理解して、きちんと医療を利用しましょうということのようです

注)インドではホメオパシーは医療です。カリキュラムには、当然ながら、人体解剖なども含まれます(話の流れで伺いました)。

ただ、私の経験では、ホメオパシーを利用し始めると、圧倒的に医者に行く回数が減ってきます。免疫力がアップするからです。

ただ、心身の改善度合いを確かめるために、西洋医学的な検査は受けたほうがよいでしょう。

インドでは、病に苦しみ続けている人たちが山程のデータを抱えて、ホメオパス医の元を訪ねてくるようです。


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