ジェモの禁忌事項についてのシェア
これから、ジェモレメディについても、少しずつ、ご紹介していきます。
まず、禁忌事項について、気をつけるべき点を先にシェアします。
ジェモの禁忌事項について
I. Alnus glutinnosaと Alnus incana
これらは母乳を抑制する、特にAlnus incanaの方。
だから授乳している時には取らないほうがいい。
逆に、授乳中の女性が断乳したい時には使える。
II. Buxus sempervires, Visucm album, Prunus armeniacac, Prunus persic
これらに関しては妊娠中には処方しません。毒性があるわけではないが、注意深く扱う。
III. Ribes nigrum を摂取するタイミング
Ribes nigrumは副腎皮質と相乗効果がある。この作用は朝に最大になる。
ですから朝に最初の処方をする。2回目は、せいぜい昼。アドレナリンが活発になるので。
午後や遅い時間は寝る準備にはいるのでめったに取らない
(ただし、急性処方については、この限りでない)。
Ⅳ. Rosmarinus officinalis
このレメディは、大脳皮質を刺激します。記憶の部分。
これも朝早くか、午前中に。夕方には使わない。夜に飲むとそのあと眠れなくなる可能性あり。
Ⅴ. Melia azedarah
寄生虫、虫の問題に使うが、毒性が高いので肝臓に問題のある人や妊娠中の人には使わない。
Ⅵ. Tilia tomentosa, Crategus oxyacantha
この2つは鎮静作用がある。
ただ鎮静作用と興奮作用の線引きが微妙なので、最初は10滴とか少しずつから入るようにする。
Tiliaは睡眠障害に用いることができ、敏感体質に配慮し、少ない量から始める。
まずは、このくらいにします。
タグ:ジェモレメディ, ジェモレメディの禁忌事項