減薬・断薬 の 判断 ー その2


薬をやめるタイミングについて、是非参考にしてほしい本があります。

不適切な薬の使い方で重い病気を引き起こしてしまった患者さんとの経験から

「薬に依存しない医療を実践したい」として開業しておられる内山葉子先生の本です。

 

この薬、飲み続けてはいけません! 薬をやめれば超元気になる (ビタミン文庫)[本/雑誌] / 内山葉子/著

医師の視点で、薬の取り方、やめ方、飲み続けてはいけない薬について、きちんと教えています。

また、薬を使わない薬剤師 宇田川久美子さんの薬の話 も参考になります。

薬の影響で、腸内環境が乱れると、腎臓への負担が増します。

飲み続けてはいけない薬としては、抗菌薬、胃酸抑制薬、高脂血症薬 があり、

これらの過剰使用によって、SIBO ‘Small Intestine Bacterial Overgrowth’ になり

小腸にすみつく菌が増え、腸の動きが悪くなりカビが増加しやすくなります。

 

腸の網目構造が壊れると、リーキーガット症候群(説明は別ページ)を引き起こし、すなわち

栄養の吸収不良:

自己免疫疾患:

食物不耐性:

血液脳関門ダメージ:

炎症症状 を生じやすくなります。

 

痛み止め(NSAUDs:非ステロイド性抗炎症薬)は、

薬剤性腎不全(急性では死に至る)の原因になると言われ

慢性腎臓病への移行も懸念されています。

 

次に、やめる時に注意が必要なのが、向精神薬と降圧薬です。

これも、努力次第でやめることは可能です。

向精神薬はレイヤー状に作用期間が重なるよう処方させることが多く、一度使うと体内に蓄積します。

不用意に減量するとリバウンド症状を引き起こすことがあり、バランスを考えた減量が必要になります。

降圧薬は、種類によって作用が多岐に渡り、動脈硬化が進んでいるなど、必要なときはきちんと飲む必要があるようなので、専門家の指示を仰ぎましょう。

飲みながら、生活改善努力で、血圧を下げて、断薬の可能性を高めていくのがよろしいようです。

 

繰り返しになりますが、薬は症状の改善を助けるものであって、

治すものではなく、

病気を治すのはあくまであなた自身の自然治癒力です!!

 

人間のからだは、細胞間で、また臓器同士が連携し補い合って、機能しています。

 

薬による化学反応を起こさせ、

とりあえず体のある部分の反応、機能だけに強引に作用させるということは、

一時的な緊急措置

にすぎません。

お薬の助けを得て、その間に、根本的な原因を癒やし、自力で回復すべき なのです。

 

薬に依存し、緊急事態を長期化させれば、からだに何らかの歪が生じます。

一番、影響を受けるのは、

酵素を介在とする、人間が生きるためのエネルギーを創生する部分

といわれています:

A図:メチオニン回路の反応系

B図:葉酸から始まる反応系

こうした反応系で、酵素の働きを阻害するのが

牛乳や乳製品に多いタンパク質、カゼイン

及び、図に示されたさまざまな治療薬なのです。

 

お薬が体内の代謝を阻害し、知らない間に不調や新たな病気を引き起こす可能性もあります。

 

ますます、ご自身で自分と身近な家族の健康を守らなければならない時代です。

 

こうした背景をしっかり理解し、生涯現役、健康への道を選んで進んでいって欲しい。

薬をやめるには、自助努力が必要です。

 

でも、焦らず、依存しすぎず、

考え方、食事、生活習慣に問題がないかどうか振り返りつつ、

誰にでも、断薬、減薬への道は開かれています。

 

苦しんでいる症状が軽減していけば、お薬に意味はなくなります。

 

ケミカル依存を手放すことで、自然にもとから備わっている生命力の復活を

感じることができるようになる人もいることでしょう。

 

お薬には必ず副作用があります。

副作用を考慮して余りある効果が見込まれるようなら、短期間、使ってみるのもよいでしょう。

その時は、うまく薬を使って(依存するのではなく)苦しみを軽減し、確実に回復へと向かっていってくださいね。

 

代替療法も選択肢のうちの一つとして:

ホメオパシーは、地球環境も、からだも阻害しない、自然療法

そして、あなたの心とからだの最適なバランスをとるために

働きかけることのできる代替療法です。

 

からだの不調を根源から穏やかに、やさしく癒やし、

そして永久に病を手放すことができる療法が

ホメオパシーであると

インドの偉大な指導者、ガンジーは言いました。

記憶にとどめておいていただければ幸いです。


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